DSCN8851他団体、皮産連等と連携

 理事長 水野 一樹氏 

 協同組合名古屋鞄協会(水野一樹理事長)は海外研修や「尾張名古屋の職人展」、「買いにおいデー」などの事業を行っている。海外研修は名古屋鞄協会が始めた事業だが、現在は日本鞄協会の主催事業になった。また職人展への参加も、中日本鞄工業組合の事業だが、現在は名古屋鞄協会がバックアップし、さらに名古屋ハンドバッグ協同組合、名古屋オールシューズ連盟とも連携し、一般社団法人日本皮革産業連合会(皮産連)の補助を受けて事業を行っている。組合の活動について水野理事長に聞いた。 

組合員が盛り上げる
協同組合名古屋鞄協会

アメリカ研修旅行,15 024 海外研修事業は13年前から始めた。5年前の韓国視察から日本鞄協会の主催事業になった。
 「研修旅行では、行ってみなければ分からないという発見があり、毎回、感動するが、一番の収穫は参加者同士の結びつきが強くなることだと思う」。
 行き先や研修内容が参加者にどれだけ有意義なものになるかや、参加する人としない人との差をどうするかという課題はある。そうした中、毎回、研修内容や行き先、時期など企画するのが非常に悩ましいという。
 「組合員全員に賛同されることは難しいだろうが、参加者に良かったと言ってもらえるようにしたいと思う。そのためには遠慮なく意見を聞かせて欲しい。私に直接でも事務局にでもいいので是非、意見をいただきたい」

IMG_7712 「尾張名古屋の職人展」(名古屋市技能職団体連合会主催)は、地元の職能団体・個人が一般消費者に向けて、仕事の紹介や技術を披露する30年以上続いているイベント。以前から中日本鞄工業組合や名古屋ハンドバッグ協同組合が参加して、それぞれ独自に事業を行っていた。
 そこに5年前、名古屋オールシューズ連盟が加わり、鞄、ハンドバッグ、シューズで合同のステージイベントを行うことになった。
IMG_7794 その折に名古屋鞄協会が中心になって皮産連に働きかけ、補助を受けてベストレザーニストを招いた。その時は、3業種の団体が連携し事前に何度も打ち合わせをするなどして、ステージイベントを成功させた。
 「こうした事業を通じて業界を超えて交流できたのは大きな収穫だった」
 その後も毎年、ベストレザーニストや皮革親善大使を招いてステージイベントを行い、さらに出展ブースを通して日本の皮革や皮革製品のアピールを消費者に向け行っている。今年の職人展は9月22㈮~24㈰日で、ステージイベントは23㈯日に行なわれる予定。

 一般消費者を対象にした問屋街の売り出しイベントの「買いにおいデー」においては、組合員が販売品の提供で協力し、組合員自身が販売し、その収益金を組合の運営費に当てている。今年の「買いにおいデー」は5月15㈪~16㈫日に行われる。
 「こうして組合員の協力をいただいて本当にありがたい。組合は人とのつながりで成り立っているということを実感している。これも松本前理事長の時に始めた海外研修や共同購入、毎月の理事会開催などの活動で組合員同士の交流が深まったことでできるようになったと思う。これからも何でもいいので、こうしたいということがあれば、是非、声を聞かせて欲しい。そして一緒に業界を盛り上げていきたい」と話を綴じた。